【4/28】ななち星とにぬふぁ星 -勝連城跡-

北の空に輝く7つの星、北斗七星
北の空の中心にある不動の星、北極星
世界中でおなじみの２種類の星たちは、
「ななちぶし」と「にぬふぁぶし」と呼ばれ
沖縄にあっても大切にされてきました。

琉球王国のころから、ずっと。

旅がもっと不便だった時代、
遠くに行くことが危なかったころ、
別れは今よりも身近だった。
だから、夜空に輝く星々にも祈りをこめた。

無事に帰ってきますように。

北斗七星と北極星は、
夜の航海において目印になった星。
暗くても迷わずに船をすすめることができた。
待つ人は見あげて大切な人を想うことができた。

舞台は、勝連城。
肝高の阿麻和利が暮らした場所。
時代を越えて、
当時の人々と同じ景色を見る９０分。

迷うことが多い現代にあって、
息をはきながら、すこしだけ思考をとめて
ゆっくり星をみあげませんか。

幾年前に暮らす人々も見あげていた祈星を。

さらに！ライトアップした勝連城跡も楽しめます。
照らされてほんのり明るい階段を上がると、空気が一転。
ライトが届かない会場はまるで別世界のよう。

普段は入れない夜の勝連城跡をお楽しみください。

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